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- 院長の想い
医院方針
患者さんが日常生活を楽しみながら病気と向き合える治療を重視します
当院では、患者さんとのご近所づきあいのような感覚で、どんなことでも話しやすいようフランクな雰囲気づくりに努めています。リラックスして会話することを通して、病状の小さな変化まで丁寧に診るよう心がけています。
治療に際しては、一時的に症状を抑えるために作用の強いお薬を処方したり、厳しい食事制限をしたりはせず、経過を見ながらじっくりと進める方針です。特に糖尿病や人工透析の患者さんは、治療が長期にわたるため、ストレスをできるだけかけず、日常生活を楽しみながら、長く続けていけるような治療方法を提案するようにしています。
なお、大阪市、堺市内を含め、近隣の病院とはしっかりと連携し、当院で対応できない場合でもすみやかにご案内できる体制をとっています。
私について
人工透析に苦しんだ家族の姿を胸に刻み、日々の診療にあたっています
当院は、糖尿病と腎臓病の診療に力を注いでいますが、きっかけは、糖尿病が悪化して人工透析に苦しんだ家族の存在です。糖尿病や腎臓病の進行は慢性的なので、急に悪化することはあまりありませんが、治療は長期にわたりますので、強いお薬や厳しい食事制限によるストレスから、ごく普通の毎日がつらいと感じることもあるようでした。つらそうな家族の姿を目の当たりにして、私も身がちぎれるような思いを抱えつつ、何とか最期まで見守った次第です。
こうした経験から、同じ病気に苦しむ患者さんやそのご家族のお力になりたい、という思いが強くなり、今にいたります。広い空間でリラックスして透析が受けられる設備にこだわり、近隣の病院との連携にも力を入れているのは、毎日をいきいきと楽しみながら、一緒に病気と向き合っていきたいという願いからです。患者さんから、「ここにかかってよかった」「ありがとう」といったお言葉をいただけた時は、とてもうれしく、医師としてのやりがいを実感いたします。
患者さんへの思い
患者さんが健康で幸せな日々を長く送っていただけるよう尽力します
たとえ病気を抱えていても、より長く人生を楽しんでいただきたいと願っています。そのため、症状が悪化する前に何らかの対応ができるよう、患者さん一人ひとりとのコミュニケーションを大切にしています。余談も交えた会話の中から、症状の微小な変化も見過ごすことがないよう心がけています。
お仕事など、患者さんのライフスタイルを崩さず、よりストレスなく治療を続けていけるよう、ご要望にできる限り柔軟に対応するよう努めています。